AMDが新しいゲーミングパソコン向けのグラフィックボードを作りました。これは「Radeon RX 7800M GPU」といいます。家庭用ゲーム機並みの性能を持つ小さなパソコンを作る際に役立ちます。
この新しいパーツは、最近発表されたPlayStation 5 Proと似ているところがあるとのこと。つまり、家庭用ゲーム機と同じくらい強力なゲームができるパソコンを作れるということです。
「Infinity Cache」と呼ばれる特別な技術が使われています。これは、パソコンのメモリアクセスを最適化することにより動作を速くする技術です。おかげで、ゲームをスムーズに動かしながら、電気をあまり使わないようにできます。
また、このパーツは12GBのVRAMという記憶装置を持っています。これにより、きれいな絵を表示しながら、ゲームをスムーズに動かすことができます。
AMDはこのパーツがどれくらい強いかを正確に言っていません。でも、NvidiaのRTX 4070モバイルを上回る可能性があると言われています。
リリース日は未定ですが、このパーツを使った小さなパソコンで、外出先でも家庭用ゲーム機と同じくらい楽しくゲームができるようになるかもしれません。
スペック:
- アーキテクチャ: RDNA 3
- GPUコア: Navi 32
- Compute Units: 60
- Render Output Units: 90
- ゲームクロック: 2.145 GHz
- メモリ: 12GB GDDR6
- メモリ速度: 18 Gbps
- メモリバス: 192-bit
- メモリ帯域幅: 432 GB/s
- Infinity Cache: 48MB
- TDP: 最大180W
特徴:
- Infinity Cache技術により、メモリアクセスが最適化され、パフォーマンスが向上
- PS5 Proに匹敵するアーキテクチャとメモリ容量により、ポータブルな形状でコンソールレベルのゲーミング体験を提供
ベンチマーク(3DMark Time Spy):
- 15,806ポイント(AMD Ryzen 7 8840U搭載のOneXPlayer X1ハンドヘルドと組み合わせた場合)
数値だけを見ると「NVIDIA GeForce RTX 3070」に相当します。
出典:https://www.yahoo.com/tech/amd-gpu-could-bring-ps5-125555433.html